FB広告を回す上で重要な指標となるCTR。

今回は2種類のCTRに関して、個人的に”最適”だと考える数値をお伝えします。

もしも用語が分からないという場合は、下記の記事を参照ください。

Facebook広告で最低限覚えるべき用語集

最適なクリエイティブのCTRは?

結論から言うと、

0.9% ~ 2.0%

こちらが私の考える最適なクリエイティブのCTRです。

下限よりも低い場合のクリエイティブの修正は、

もっとユーザーの興味をひけるクリエイティブに修正する。

上限より高いクリエイティブの場合は、

ユーザーを煽りすぎないように表現や画像を修正する。

といった対策が考えられます。

高すぎてもダメなので難しいところですよね。

最適な記事のCTRは?

こちらも結論から言うと、

10% ~ 20%

この程度の記事CTRがあれば、案件のCVRにもよりますが黒字になる可能性が高いです。

記事に関してはクリエイティブよりもシビアな修正が必要となります。

下限を下回る場合の修正点は、

・ヒートマップツールを入れてユーザーが離脱するポイントの修正

・記事内ストーリーの改修

・適切なオファー価格の出現頻度

・そもそも記事自体がダメ

などなど。

問題点は記事の数だけあるといっても過言でないほど、切り詰めて修正点を見つけていく必要があります。

また、上限を超えてしまっている場合。

私がよく陥るのはこちらです。

現在も案件によっては、記事CTRが30%前後で推移することも少なくありません。

このような場合、どのような修正が必要になるのでしょうか。

正直なところ、まだ「これだ!」という解決策を見つけられていませんが、現在考えうる、そして実際に修正している箇所をお伝えします。

・煽りすぎた訴求の表現になっていないか

・オファー価格の出現頻度は適切か

など。

また、CTRが30%あるからといって成約がばんばん取れるわけではありません。

実際に私が運用する案件で記事CTR30%前後の案件は、

・煽りの表現は極小

・文章を読まれない時代において、50%前後のユーザーが記事の最後まで読んでLPに飛んでいる

・オファー価格も適切に入れている

・なのに成約が日に1前後で0もある・・・

といった状況になっています。

こういう場合は、本当にどうしようもないというか、先ほども言ったとおり「これだ!」という解決策が見つかっていません。

なぜなら、私と同じような状況の人に会ったことがないからです。

成約が取れない基本的な原因は、

クリエイティブのCTR

だったり

記事CTRが低いこと、が大きな要因。

なので、もし私と同じような状況に陥った場合は、

・試しに1週間程度 広告を運用してみる

・それでもダメなら全く同じ内容でキャンペーンを入れ直してみる

・それでもダメなら案件を変える、撤退

というのが現実的かなと思います。