Facebook(FB)広告を運用する上で必須となる、覚えるべき内容をまとめました。
数分で読むことはできますが、実際に管理画面等を触りながら確認してみてください。
必須用語
FB広告を運用するに当たって覚えておくべき必須用語があります。
クリエイティブ
意識高い系の方が好みそうな横文字ですが、web広告全般での共用語なので把握しておきましょう。
FB広告を配信する時に、
「FBのみに配信しますか?
インスタは配信しなくてもok?」
と聞かれます。
そうなんです。
FB広告はFacebookのみではなく、インスタグラムにも配信できます。
という前提の元、クリエイティブを説明すると・・・
FB上に表示されるこういうもの
このような、SNS上に表示される画像だったり動画だったりをクリエイティブといいます。
web系の広告だと、お客さんが商品を購入するまでの最初の入口がクリエイティブなんです。
ちなみにクリエイティブの制作はアフィリエイターが担当します。
広告記事orアド記事
クリエイティブが広告の入り口と言いました。
ではクリエイティブをクリックすると、次は一気に商品ページになるでしょうか。
そういう広告の形態もありますが、現代では基本的に広告記事(アド記事)が挟まります。
※広告記事がどのようなものか実際に貼ると問題がありそうですので、SNSに出ているクリエイティブをクリックしてみてください。
ここで、
「広告記事を挟まずに、クリエイティブをクリックしたら一気に商品ページに飛ばしたほうがいいのでは・・・」
と疑問に思うかもしれませんが、広告記事を書くことでお客さんのテンションを商品購入に向けて高めやすいので、
広告記事を書いたほうがいいでしょ、というのが今の主流です。
広告は英語で「Advertising」というので、最初のAdを取り、アド記事と呼ぶ方もいます。
こちらもクリエイティブと同じく、基本的にアフィリエイターが担当。
クライアント
広告主のことです。
Aという商品をアフィリエイトする場合、
クライアントからASPを介して、私たちは商品Aのアフィリエイトを行います。
アフィリエイターはクライアントとの接点が薄いため仲良くなりにくいのですが、嫌われないように努力しましょう。
といっても、クライアントが広告配信をするに当たり設けたルールを守ればokです。
レギュレーション
クライアントが広告を配信するために設けたルールのことです。
・○○という表現を使ったらダメ
・薬機法を守れ
・LPに使われている芸能人を広告記事に使うのはNG
などなど。
必ずレギュレーションを確認しながらクリエイティブ、広告記事の制作をするようにしましょう。
指標系
Facebook広告から成約に至るまでの流れは基本4ステップあります。
(※上記で解説した用語が使われますので、意味不明な場合は上をもう一度ご確認ください。)
広告を運用していると、
「成約が出ない」
「どうしたらもっと成約がでるんだろう」
という悩みがつきません。
その時、
・クリエイティブを改善したほうがいいのか
・広告記事を改修したほうがいいのか
・そもそも案件がダメなのか
を判断するための指標があります。
ただ、この指標がすべて3文字のアルファベットで構成されているので最初はとっつきにくいかもしれません。
実際に広告を運用しながら、都度確認することで頭に入ってきますので、今は「へーこんなのがあるんだ」くらいでokです。
CTR
CTRには、
・クリエイティブのCTR
・広告記事のCTR
この2種類があります。
クリエイティブのCTRでCTRを説明すると、
クリエイティブを見た人の何割が広告記事に進んだか
ということです。
クリエイティのCTRの計算方法は、
クリエイティブのクリック数/クリエイティブが見られた数
広告記事のCTRも同様に、
広告記事のクリック数/広告記事が見られた数
こちらで算出されます。
CTRの割合が高いほど、
・素晴らしいクリエイティブ
・素晴らしい広告記事
となります。
ただし、どちらも適正値(理想値)のようなものが存在しますので(案件によって変わる)、その範囲内に収まるように調整を加えていく必要があります。
CVR
クライアント制作LPにきた人の何割が成約するかの割合です。
たとえばCVRが10%の案件があったとすれば、
100アクセスをクライアント制作LPに送れば10人が成約することになります。
CVRは基本的に案件選びの時の指標として使うことができます。
どれだけ広告記事のCTRを高めてもCVRが低ければ成約につながりにくく、予算オーバーに・・・
CVRも理想値のようなものがありますので、ASP側と相談して案件選定の役にたててください。
IMP
Impressionsの頭3文字です。
見た人、見にきた人のような意味合いで使われます。
先ほどCTRのところで書いた計算式も、
クリエイティブのクリック数/クリエイティブのimp
と書くことができます。
「別に日本語でいいのでは」と思うかもしれませんが、私も日本語でいいと思っています。笑
ただ、広告をしていると頻出の単語ですので理解はしておきましょう。
その他
リード系/EC系
案件の種類です。
商品をFB広告で売る場合は、EC系の案件。
サイトへの登録や資料請求だと、リード系の案件。
このように分類されます。
オファー
「その案件のオファーはいくら?」
などと言われる、この”オファー”とは何を指すのか。
商品をお客さんが購入する時の金額を指します。
アフィリ報酬のことではないので、ごっちゃにならないようにしましょう。
おわり
ざっくり説明しましたが、今回の用語は必要最低限の用語です。
他にも、CPA、CPM、ROASなど、見ただけでは一切意味がわからない用語が多数あります。
これらは実際にCTR広告を配信していく過程で覚えていけば大丈夫ですので、とりあえず今回解説した用語だけは念入りに復習してみてください。